アフィリエイトのコツや、電脳卸の木村社長の講演、ドロップシッピングに関してのトークセッションなどを聞いてきました。
見本市で多くのECサイトの方々にドロップシッピングについていろいろと尋ねたのですが、まだ電脳卸側から詳細が伝わっていないのか、曖昧な答えをする方が多かったです。
トークセッションでは最初にドロップシッパーの定義について触れてました。私もこのブログを書き始めたころに、「ドロップシッパー」という言葉をどう扱うべきか考えた末に「アフィリエイター」と同じように「ドロップシッパー」という言葉を使うことにしたのですがやはり皆さん同じところでちょっと考えるみたいですね。
※海外では「dropshipper」とは商品を提供する側を指します。
電脳卸のシステムはシンプルな機能のようです。基本的に写真を提供するだけというようなことをおっしゃってました。システムでタグを吐き出したりはしないということなので、ドロップシッパーが自分のサイトに注文が入ったら、受注情報を電脳卸に送るということなのかもしれません。
どうやらCMSなどでサイトを作ったりする機能はないようなので、電脳卸を使ってドロップシッピングをやる人は自分でHTMLなどでサイトを作るか、ECサイト構築のASPを使うことになりそうです。
前から言われていたことですが、やはりドロップシッピングをアフィリエイトと同じような気軽さで始めるのは難しいですね。
販売主体になるので法律に気を使ったり、顧客対応したり、カートを準備したりしないといけないのでアフィリエイトよりも手間がかかるのは当然ですね。
以下最後のドロップシッピングに関するトークセッション終了後のQ&Aの内容が興味深かったので載せておきます。
私は返品の受け取り先はどこになるのかを質問したのですが、やはりドロップシッパーが返品された商品を買い取るのは不可能なので、消費者はメーカーに送り返すことになるようです。
商品ごとに返品先を表示しないといけないので、サイトに複数の住所を表示するということみたいです。返品先の住所と会社の住所の2つだけならまだわかりますが、3つ以上住所が表記されていると消費者が混乱する気がします。
将来的には倉庫を持つというような話をしていたので、いずれは解決する問題ですが、売る側としては早く何とかして欲しいところです。
消費者に対して送料をどうやって計算して見せるのかという質問に対しては、ドロップシッパー側に自由に決めてもらってかまわないが、ドロップシッパーに送料を負担してもらうということでした。ドロップシッパーが注文のたびにどうやって送料を把握するのか聞きたかったのですが時間が無くて聞けませんでした。
ドロップシッピングは参入障壁が高いのでは?という質問に対してはアフィリエイトとドロップシッピングが共存するというような答えでした。本気でやりたいアフィリエイターがドロップシッピングも始めるということでしょう。
既に500社ほど商品提供者がいるらしいので期待です。
海外展開も検討されているとのことなので楽しみです。
※8月14日追記
電脳卸のセミナーの動画販売の『ドロップシッピング・トークセッション「ドロップシッピングってホントにイケてるの?」』という商品のサンプルで私の返品に関する質問に対しての木村社長の回答が見られます。
http://www.xcream.net/bin/main/streaming.asx?id=1287
ドロップシッピングポータルの山根さんから教えていただきました。
情報ありがとうございます。
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TB有難うございました。
わたしも、見本市に行ってきました。(セミナーは参加しませんでしたが)
日本ではこれからかな、という感じでした。
システム等色々な面で、これから整備されていくでしょうね。
頑張ってドロップシッピングやって行きたいと思います。
応援!
よく覚えております。
トークセッションは動画販売されてますが、
そのサンプル動画の部分でも使われてますよね。
日本ではまだまだこれからですよね。
お互い頑張ってドロップシッピングをやっていきましょう。
>山根さん
トークセッション勉強させてもらいました。今度お話聞かせてください。
サンプル動画で使われていることは知りませんでした。さっそくチェックしてみます。